ちょっと高めのトレイルランニング補給食に含まれている「プロポリス」という原材料を見たことのある方は多いのではないでしょうか?
私自身様々な補給食を試す中で入っていることが多い成分でしたので調べてみたり、自分で調合する補給食に配合したりしていました。
そんなこんなで本記事では補給食の有効成分であるポロポリスについて解説してみようと思います。
以下の方を対象にしています。
・補給食に入っているプロポリスについて知りたい
・プロポリスの効果について知りたい
・自作で補給食を作りたい
・補給食の有効成分について知識を深めたい
以下で解説していきます。
プロポリスとは何か?
プロポリスはハチの巣に使用されている物質です。野生の蜂の巣だと少し分かりにくいですが、養蜂場の箱の中に作られたハチの巣であればその外壁に作られたウエハースの様なものを見たことのある方は多いのではないでしょうか?
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それがプロポリスで、食品としても取り扱われている高級品です。
プロポリスは蜂の手(足かもですが)によって作られます。
プロポリスは植物の新芽や樹皮、蜂が分泌する酵素などを原料にして作られており、高い抗菌・抗炎症・免疫作用があることが分かっています。
蜂がプロポリスを防御壁とするには理由があり、巣内を衛生的に保つためです。
大昔にはミイラの腐食防止に利用されたりしていた記録もあり、そんな昔から抗菌作用があると分かっていたこと自体すごいですよね。
プロポリスはどんな植物から構成されたかによっても効果が異なり、ブラジルではその過酷な自然環境から特別に採取されたグリーンプロポリスという「プロポリスの王様」と言われるものもあるくらいです。
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プロポリスの効果は?トレイルランニングでの利用方法は?
そんなプロポリスですがトレイルランニングの補給食として利用されるのは何故なのでしょうか?
理由はその有効成分にあります。
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プロポリスはフラボノイドなどの体への有用成分が豊富で、ファイトケミカル(植物中に含まれる沢山の有用成分)を含み、高い抗酸化作用と免疫力増強が挙げられます。
トレイルランニングは競技時間が長時間なので、当然のことながら呼吸などにより活性酸素が発生しますし、免疫力も衰えてきます。
そんな時にプロポリスはオススメ出来る原材料の1つなのです。
活性酸素除去には様々な物質がありますが、そのうちの1つにプロポリスもあります。
私個人的にはこの成分のみがとても有効だとは考えておらず、様々な成分を複合的に摂取することの方が良いと感じます。
免疫力の向上を獲得するのであればプロポリスだけでなく、グルタミンやアルギニンなどそれに効果的な物質も複合的に摂取するように心がけています。
プロポリスを使用するタイミングとしては、レースの序盤よりも疲労が蓄積する終盤の方が良いでしょう。
私が自分で補給食を自作する場合、レース後半やロングトレイルのトレーニングでプロポリスを配合したものを使います。
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既存の補給食でプロポリス配合のものを使うのであれば同じくレース中盤から後半で使用するでしょう。
MAGMAやSODなど回復系のサプリメントを飲むのもこのタイミングですね。
トレイルランニングにオススメのプロポリスは?
次にプロポリスを単体で必要な方向けにオススメのものを紹介します。
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プロポリスの摂取方法はランナーごとに異なるかと思います。
・プロポリスで自作補給食を作る場合
・プロポリスを単体で摂取する場合
以上に分けて解説して行きます。
オススメ① プロポリスで自作補給食を作る方向け商品
自分で補給食を配合される方にはプロポリスの原液がオススメです。
補給食の有効成分は、選手ごとに自分に必要なものや合うものは異なります。「なんか自分はこれを摂取すると元気になるんだよなー」というものが発見出来たら自作補給食に入れるべきです。
そんな時に扱いやすいのがプロポリス原液ですが、具体的には以下のものがおすすめです。
味としては結構独特なので大量配合はちょっと難しいかもしれませんが、少量で効果は感じられるので是非試してみてください。
オススメ② プロポリス単体を摂取したい方向け商品
補給食とは別に、プロポリスを単体で摂取したい方にはプロポリスのタブレットがオススメです。
↓こんな感じの個食タイプです。
小分け用の小袋にレースで使用する分だけを入れてザックに忍ばせるのがオススメです。
この袋ごと持参すると、汗が袋内部に付着してしまうので次回使えなくなってしまいます。
この1袋で数レース分の量になります。
具体的な使用方法は塩熱サプリなどの様に、補給食とは別で単体で摂取します。メリットとしては自作補給食よりも単体で多くのプロポリスを摂取できるということなので、ザックに忍ばせておきましょう。
まとめ
今回は疲労した時の有効成分、プロポリスを紹介させて頂きました。
ショートのレースでは必要ないかもしれませんが、ロングのトレイルランニングレースや、レース後のリカバリーにもかなり使える成分ですので、ぜひ試してみてくださいね。
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