最近人気の食材であるオートミールですが、まだチャレンジされたことのない方は多いのではないでしょうか?
実はこのオートミール、海外では一般的な食材ですし、栄養価もかなり高いスーパーフードなのです!
私も減量時は小腹が空いたときはオートミールを食べて腹持ちを良くすることで、8㎏の減量に成功しました。
本記事ではそんなすごい食材、オートミールについて解説致します。
オートミールとは
まずオートミールとは何かということですが、これは「燕麦」という麦の一種を脱穀して調理しやすく加工したものです。
オートミールの原料となるオーツ麦には以下のものがあります。
・オートグローツ
・ロールドオーツ
・クイックオーツ
・インスタントオーツ
・スティールカット・オーツ
・スコティッシュオーツ
オーツ麦といってもこれだけあるんです!
オーツ麦は市場に出回っているグラノーラの原料になるものです。
私はこれまで全く馴染みがなかったオートミールですが、筋トレやトレーニング後に何を食べるべきか色々と調べていたら(←マニアック!笑)オートミールに当たった感じです。
犬も歩けばオートミールに当たるといったところでしょうか。
調べるとオートミールの主なユーザーは私の様なスポーツを愛する人間や、健康関心層や、ダイエットしたいという人の様です。
オートミールが人気になった理由
しかしこれまで日本であまり注目されてこなかったオートミールがなぜ突然受け入れられ始めたのでしょうか?
その謎について調べてみました。
巣ごもり需要で新たな食材「オートミール」が注目された
日本食糧新聞によると、オートミールの人気が高まり始めたのは、コロナ渦の巣ごもりで健康に気を使う人が増えてきたからの様です。
つまり家にいるうちに少し新しい食材にチャレンジしようという人が増えてきたということです。
確かに飲食店が時短営業をしたり、家で食事をする機会が多くなるとあたらいい食材にチャレンジしようという気持ちもわかります。
DIY需要が増えてホームセンターが賑わっているのと似た理由ですね。食材にも新しくチャレンジしようということでしょう。
朝食の主役といえば米やパンでしたが、その代替品としてシリアルが台頭してきて暫くは定番でした。
しかしここに来てシリアルの代わりにオートミールが台頭してきたというわけです。
有機食品を扱うスーパーではオートミールの売り上げが前年比の150%にもなっており、健康関心層が体に良いと感じて選んでいることが分かります。
オートミールは2020年の年明けから購入が伸び始め、1000人当たりの販売金額が7月は235.2円と、前年同月の57.5円の4倍以上になりまた。
そして21年3月は過去最高(238.4円)にまで伸長しています。
現在は日本食品の「プレミアムピュアオートミール」、2位は「オーガニックプレミアムピュアオートミール」とこの辺りが人気の様です。
最近はケロッグが参入したもののまだ市場が成熟しきっていないのでこれから様々なメーカーがこぞって出してくるでしょう。
オートミールは栄養価が高い
オートミールが人気になった理由として、栄養価が高いということも挙げられます。
オーツは麦なので、炭水化物です。
しかしながらたんぱく質が100g中13.7gも入っており、鶏の胸肉が23g、牛肉が20g少々であることから穀物の中でもいかに高たんぱくであるかが分かります。
また、ビタミンやミネラル、鉄分も豊富という特徴があることからボディービルダーの減量にも使われています。
アミノ酸スコアで比較しても小麦が44、玄米が68なのに対して、オーツ麦は100と抜群に高いのです。
この栄養素の豊富さにはオーツ麦の生命力が関係しています。
オーツ麦はやせた土地でも育つという性質があります。
アンデス山脈のトマトが栄養価が高いのと同じく、水も少なく栄養もない土地で育つ作物は自分の中に栄養素を集める必要があることから栄養価が高いのです。
酸性、アルカリ性どちらの土地でも育つすごい作物がオーツ麦なのです。
オートミールは低GIでダイエットにも向いている
オートミールが人気になった理由の1つに、低GI食品でダイエットに向いているということがあります。
オーツ麦の胚乳には食物繊維と一緒にβグルカンという水溶性食物繊維が含まれています。
このβグルカンは体内入るとゲル化する特徴を持ち、食物を包み込む働きがあるのです。
これにより消化吸収に時間がかかるので血糖値が穏やかに上昇するという特徴があるので、急激にエネルギーが体に入ってこないので太りにくいという特徴を持ちます。
一気にインスリンが分泌されると筋肉にも栄養が取り込まれるが、脂肪細胞にも栄養分が取り込まれるので太りやすくなるのですが、オートミールはゆっくりエネルギーが身体に取り込まれるのでダイエットにも優れています。
スポーツをする人にとってもゆっくりエネルギーが吸収されることは非常にメリットになり、トレイルランや登山など特に低GI食品を必要とする人にはうってつけの食材なのです。
吸収が穏やかなので膵臓にも負担がかからないので体にもいいのです。
トレイルランやファストパッキングで携行できるオーツ麦は今のところオーツ麦のバーしかありませんが、この先にレトルトのオートミールが携行できるサイズでできればいいんですけどね。
オートミールの一般的な食べ方
次にオートミールの一般的な食べ方ですが、日本では焼き菓子に使われることが多く、そのままシリアルのように牛乳をかけて食べることがあまりありません。
グルテンが少ないのでどうしてもモッチリしないんですよね。
私は身体づくりの為にそのまま牛乳をかけて食べるのですが正直パサパサしているので、食べにくいですし、ちょとむせたりもします。
私の場合おいしさよりも栄養素を優先する派なのでそれでもいいのですが、やはり美味しいに越したことはないですよね。
その様な需要もあってか、最近はレトルトのオートミールやお湯を入れて食べるオートミールも出ています。
実際食べるとかなり美味しいので、手間をかけずにオートミールを美味しく食べたい人にはかなりオススメです。
様々なアレンジレシピがYouTubeやブログ記事で上がっている
筋トレ系ユーチューバーの動画や、筋トレ系ブログでも、オートミールのアレンジレシピは結構出てきます。
それだけオートミールは美味しく食べることが課題な食材だということがわかります。
お湯で柔らかくしておかゆ状にしたり、豆乳で柔らかくして食べられたりするのも一般的ですし、もう少し手が込んだものであればオートミールリゾットなどにする人もいます。
確かに時間をかければオートミールも美味しく食べるメニューを作ることは出来るのですが、なかなか時間が取れないというのが難点ですよね。
その時間があるんだったら筋トレしたいものです。
まとめ
今回は最近人気のスーパーフードであるオートミールについて紹介しました!
ダイエットする人にはもちろんですが、スポーツをされる方にもかなりオススメです!
私も腹持ちを究極的に追及するトレイルランニングの競技者なので、自作のオートミール補給食を山に持っていきたいなと思っています。
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