トレイルランの捻挫対策について考えてみた

    先日笠間トレイルを走っていて、走り始めて2㎞で捻挫をキメてしまったワタクシですが、この先に競技することを考えるとこの捻挫対策というのは真剣に考えなくてはならない課題だと感じています。

    ↓先日の笠間トレイルでの捻挫事件

    仮にレースでとてもいい位置で走っていても、捻挫したら全ては台無しです。

    これまで取り組んできた時間を台無しにする可能性もある大きな問題なのです。



    トレイルランナーはみんなけっこう捻挫している

    周りのトレイルランナーの話を聞くと、捻挫を経験している人は結構います。

    捻挫の為に出場を断念したIZU Trail Jouenry

    何を隠そう、私自身捻挫でIZU Trail Journeyの出場を断念したくらいです。

    年を締めくくるこのビッグレースに出場できなかったのは非常に苦い経験でした。

    年間通じてあまり捻挫しないトレイルランナーもいる

    神戸ではよく集団で山練習したり、みんなで京都一周したりして情報交換しながら走ったものですが、その中で

    捻挫して長期離脱したことがあるか?

    という話になりました。

    捻挫しない人は山に入る時間が長くても捻挫していないということが分かったのです。

    いや、まったくないという訳ではないのですが、捻っても体重が乗り切っていないのでひどくならないことでした。

    いろいろ聞くと結局のところグネってひどくなる場合は、全体重が捻ったところに乗った場合なのです。

    自分が捻挫した時の場合

    先日の笠間トレイルで捻挫した時にこれまでの経験がデジャブしたわけですが、捻挫した時の状況についてまとめておこうと思います。

    ①路面に集中していない

    特に久々にトレイルで練習して動体視力が衰えている場合は、長時間走ると注意が散漫になります。

    そして路面への注意を忘れたころに捻挫するというわけです。

    落ち葉に隠れた木の根や石は、「危険そうだな」と思って着地すれば例え接地面に段差があっても大丈夫なものです。

    これまで捻挫してきた時を思い返すと路面を見ていない時が殆どでした。反省。

    ②ザックの重心の問題

    高校の頃、私の好きなグラビアアイドル(Gカップ)がとある番組で「大きいと肩がこるんですよねぇ~、だから姿勢を真っすぐにするためにジムで筋トレしてるんです!」と話していたことがあります。

    当時は「そんな羨ましいジムがあるのか。。」などと考えていましたが、今となっては

    「ザックの重心と着地のバランスを考えろ」

    とそのアイドルから言われている気がしてなりません。

    ザックに入れるハイドレーションは、ザックの後ろに取り付けるか前方の胸ポケットに取り付けて「巨乳スタイル」になるかのどちらかになりますが、私は断然

    背中にハイドレーションを背負う派です。

    ウルトラスパイアを勝負ザックとして使用していた時期も、無理やりハイドレーションを加工して背中に背負って走っていたぐらいです。

    理由は胸に入れる「巨乳スタイル」で走ると、一気に下りの走りがぎこちなくなるのです。

    そしてこのぎこちない走りの時のこそ捻挫のリスクが高まるのです。

    ③重心自体が後ろに傾いている

    ②の内容とも重なりますが、上半身の前の方に荷重があると恐怖から、

    前傾姿勢で下れない

    という問題が発生します。

    前傾姿勢で下れないと、本来であれば一度股関節辺りの大きなで筋肉で体重を支えるのはずが、どうしても着地した足に荷重がかかります。

    しして着地した路面が不安定だったりするとそのまま捻挫するわけです。

    ④シューズはあまり関係ない

    六甲山で「捻挫の虎」と恐れられていた時期はHOKAを頻繁に履いていました。

    当時はChallenger ATR2を愛用して履いていたのですが、HOKAの愛用者でありながら捻挫の常習犯でもあるという言わばハイブリッド野郎でした。

    このHOKAのシューズ、小生が中学の時に流行した「厚底ブーツ」を思い出します。

    この厚底ブーツはクラスでも「ちょっとヤンチャなハイカラ女子」が履くイメージがあり、

    どういうわけか履いているヤンチャ女子たちが立て続けに捻挫して松葉杖を突いていた記憶がります。

    地図を片手に六甲山に向かう若者たち

    しかし今となっては

    「足底部と地面の距離は短い方が安定する」

    ということを身をもって示唆してくれていたのではないかと思うのです。

    話は逸れましたが。

    捻挫と厚底の関係ですが、一時期は捻挫があまりにも多くて捻挫を取るかクッション性をとるかで一時期悩んでいた時期がありました。

    「捻挫するのはHOKAをはしていることにHOKAならない!今日から封印だ!」

    と思っていた時期もあったのですが、今となって思うのは

    シューズの厚さはあまり関係ない

    ということです。

    先日の笠間トレイルで履いたのはSalomonのSENSE PRO3でした。

    結局のところソールの薄いシューズでも同じように捻挫はしますし、HOKAを履いて比叡山を80㎞走るレースに出場しても1度も捻挫しなかった時もあるのです。

    まとめ

    捻挫はクセになると非常に厄介です。

    自分が捻挫した時はケアが必要ですし、なにより長い距離のレースを視野に入れるのであれば

    捻挫しない走りを身に付ける必要があります。

    もし有効な捻挫対策がありましたら教えて頂けると助かります笑

     

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