HOKA「Challenger ATR5」レビュー

    足きたなくてすいません。

    先日購入したHOKAのChallenger ATR5をトレイルで試す時がやってきました。

    かつて使用していたChallenger ATR2の履き心地がハンパなく良かったのですが耐久性が低すぎるという欠点がありました。天は二物を与えずとはまさにこのことでしょう。

    さて、時を経てChallengerも5作目ということもあり、耐久性も大幅に改善されたという情報をKGB経由で入手したので思い切って購入してみました。

    山で実際にシューズを試さないと分からないことはたくさんあるので、実際にかつてのホームコースである六甲山で試してみることにしました。

    コースはかつて私が勝手に「俺のシルクロード」と勝手に呼んでいた

    • 甲南山手
    • 岡本登山口
    • 六甲山山頂
    • 塩尾寺
    • 六甲山山頂
    • 甲南山手

    という内容で33㎞の比較的走りごたえのあるコースになります。

    これだけの距離を走れば「様々な路面でのシューズの挙動」、「足がむくんだ時のシューズ状態」、「長距離走った後の足の疲労度」この辺りの状態が分かり、レースで使えるシューズか否かが分かるというわけです。

    目標タイムは4時間30分前後といったところでしょうか。

    甲南山手に到着

    かつて私が住んでいた「甲南山手駅」に到着。練習のスタートはいつもここだったので、閑静な住宅街であるのに私だけなんだか息苦しさを感じていました。

    本日の走りでシューズの特性がある程度わかってくるので、この先のお蔵入りか否かが決まることになるでしょう。ハラハラ

    特に変わったところはなく、あの時と同じ時間が流れていました。

    しかし私だけ息苦しいのは気のせいか。。

     

    荷物は以前の様に何も持たずに走ろうかとも思いましたが、今回は少しでも脚筋力を向上させたいので、水を多めに持つことにしました。

    きっといい練習になるでしょう。

    さてスタートです。

    甲南山手から岡本の駅に向かい、岡本の激坂を駆け上りいよいよ本格的なトレイルの開始です!

    トレイルに入る

    岡本から山頂に向かうコースのいいところは、

    • 急な斜面
    • 木の根が多い路面
    • テクニカルな下り

    が随所にちりばめられており、山頂までの7㎞の中でむちゃくちゃお勉強できるという点です。

    いつも私が練習前に手を合わせるお地蔵さんです。今日も無事に戻ってこれますように。。。

    トレイルを走っていて気が付くのは、足幅がより広めになっているということです。

    以前使用していたChallenger ATR2はシューズの幅が狭かった為に指の間がきつい感じがして、足のアーチも後半ガタガタになっている感があったのですが、今回は長時間のトレイルランニングでしたがそれを感じることもありませんでした。

    シューズの幅が広いと足がシューズ内で動くことが心配されますが、アッパーの構造がしっかりしているのでその心配もありません。

    久々の六甲山、気持ちがいいです。写真の様な路面の状態が良い場所はガッツリスピードを出して走りたいところですよね!こういう場所では違和感なくスピードを出して走ることができました。

    木の根が多い林道区間もこの先たくさんありましたが、突き上げが気にならないのはさすがHOKAです!

    以前履いていたHOKA Challenger ATR2と比較すると、シューズにプレートが入っているためなのか、硬い印象がありました。走っていて気にならないのでいいかとも思いましたが、路面が悪かったら踏ん張りが利かず滑りやすいんじゃないかなという心配もあったりしましたがこれは濡れた路面でないと分からないですね。。

    いくつか紅葉している木もありました!きれいです!

     

    山頂に到着!

    岡本登山口からは48分くらいですので、神戸に住んでいた時とさほど変わりません。

    ここ最近はロードでの練習がメインになっていたので、練習内容としてはまずまずだったかと思います、荷物も持っていたし。。

    塩尾寺まで下りて折り返し

    ここから宝塚方向に下ります。

    塩尾寺までのテクニカルな序盤の下りと大き目の石や木の根が散在するのスピード区間でこのシューズの真価が問われるところですが終始安定した感じで走り切ることができました。

    突き上げによる足底部の痛みもHOKAのソールならまずありえないですし、かといってスピードを出したい区間でスピードが出しにくい感覚もありませんでした。

     

    でもこんな場所ぐねらないように注意しないと。。

    ↑HOKAの厚底ソールはこういった場所が連続するレースでは非常にありがたいところ。レース終盤での足の売切れ具合が全く違います。

    しかし最後にグネる。。

    塩尾寺から再度六甲山頂に登り、そのあと甲南山手に降りてくるのですが、そのさなかにバッチリ捻挫しました。。

    やはりソールが厚いシューズで安定性も実現するのは至難の業なのかもしれませんね。。

    安定性はソールのうすいトレランシューズと比較したら低くなりますが、全体的な完成度は非常に高いと感じました。

    テクニカルな路面が続く場合はSalomonのSenseproやS-LAB SENSEで走ると思いますが、林道の多いコースでしたら迷わずチョイスしますね!

     

     

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