今回はモルテンジェルについて解説します。
以前から気になっていたモルテンジェルですが、価格が高い為に使用をためらっていましたが、周囲の人から評判が良かったので、使ってみることにしました。
本記事では以下の方を対象にしています。
・モルテンジェルについて知りたい
・モルテンジェルって実際に効果あるの?
・モルテンジェルの摂取タイミングについて知りたい
以下で解説していきます。
モルテンジェルってどんな特徴のジェル?
モルテンジェルと言えば、マラソン世界記録保持者のエリウド・キプチョゲ選手を思い浮かべる方は多いのではないでしょうか?
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特徴としては以下の内容があります
・ハイドロゲルによる腹持ち感
・高濃度の炭水化物吸収が可能
・低GI
・小型で携帯しやすい
以下で解説していきます。
特長①ハイドロゲルによる腹持ち感
モルテンジェルの特徴として、ハイドロゲルによる腹持ち感です。
モルテンジェルは胃に入るとゲル化して高濃度の炭水化物をカプセルの様に包み込みます。
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それにより急激に炭水化物が吸収されるのを防ぎ、かつ腹持ちに繋がるのです。
これは同じく胃の中でゲル化するオートミールのβグルカンに似ていますね。
オートミールが腹持ちが良いとされるのも胃の中でβグルカンがゲル化して血糖値の上昇を穏やかにすることです。
モルテンジェルは天然素材を使用しているジェルで、これにより吸収時に胃に負担がかかるということがないのです。
最近はエリウド・キプチョゲ選手が使用していることで話題を呼び、Tシャツやプリントの入ったボトルなんかも売られていますが、これけっこうカッコイイんですよね。
こういうの見るとパッケージのデザインってのも大事だなと感じます。
見た目から入った私ですが、使ってみても実際に良かったです。
特長②高濃度の炭水化物吸収が可能
モルテンジェルの特徴として、高濃度の炭水化物吸収が可能という事です。
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炭水化物濃度は約16%、人間が変換できる量の3倍量に匹敵します。
モルテンジェルには1包あたり25gの炭水化物が入っており、モルテンドリンクには炭水化物が80g入っているんです。
これだけ高濃度のエネルギーが1袋で摂取できるのは大きなメリットがあります。
これまで浸かってきた補給食に不安がある方は是非利用してみてください。
効果はかなりあると感じています。
特長③低GI
モルテンドリンクの特徴として、低GIであることが挙げられます。
ハイドロゲルの影響で、胃の中でモルテンジェルがゲル化して炭水化物を閉じ込めるので吸収がゆっくりなのです。
ランニングにおいてはこの低GIってのは非常に重要です。
摂取した補給食によってインスリンがバーッて出てしまうと、上がった血糖値が一気に下がってインスリンショックを起こしたりしちゃいますからね。
マラソンの場合42.195㎞の間で数回摂取しますが、マラソンの場合トレイルランニングとは異なり、固形食は走るペースの余裕度的に摂れません。
そうなるとどうしても液状補給食(ジェル)になるので、低GI素材を使用していることはマストになります。
特長④小型で携帯しやすい
モルテンジェルの特徴として、小型で携帯しやすいということが挙げられます。
これはスポーツ中に摂取する補給食要素として極めて重要です。
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モルテンジェルは細長いタイプの形状ですが、割と袋にパンパンに入っているため何か、長さはそこまでないというのがポイントです。
あまり長すぎるわけではないので、ランニングショーツやコンプレッションタイツに入れた際にかさばりがありません。
これは補給食としてかなり重要な要素で、走っていても上下動で補給食が暴れて落下する心配もありません。
モルテンジェルで摂取できるエネルギー
モルテンジェルで摂取できるエネルギーですが、エネルギー量としては100kcalです。
そんなに他のジェルと変わりませんが、この数字というのはあまり重要でない様に感じます。
というのも、マラソンレース当日に使用するエネルギーというのはスタートラインに立った際に身体にため込まれているグリコーゲンと脂肪だからです。
だからと言って全くレース中に摂取するエネルギーが必要ないのか言えばそんなことはありません。
これは自律神経においては極めて重要です。
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補給食が身体に入るとインスリンが分泌されます。この一連の流れの中で脳は「エネルギーがはいってくるんだ」という認識をします。
それにより身体が省エネモードにならなくて済んでいるのです。
モルテンジェルの様にゲル化して胃にとどまる特徴を持ち、高濃度の炭水化物を摂取できれば、一度摂取しても長時間エネルギーが持続するのでオススメです。
モルテンジェルを試してみた
実際に私もモルテンジェルを試してみました。
試したのはマラソン2週間前の35㎞走と、実際のフルマラソンの33㎞地点です。
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この日はマラソンレース2週間前の35㎞走でしたが、ここでモルテンジェルを投入してみました。
20㎞地点で摂取しましたが、ジェルにしては珍しく腹持ちが良かったです。ぶっちゃけこれ1本でも十分ではないか?と思うほど。
マラソンでは摂取するジェルに入っている有効成分も重要ですが、腹持ち感はかなり重要ではないかと思っています。
実際にマラソンで使うエネルギーはスタート地点に立った時点で既に決まっていますが、その後に摂取するジェルにより自律神経が刺激され、エネルギーが問題なく補給されているという信号が出るのです。
これだけ腹持ち感があればレースで使えそうですので、マラソン大会で使ってみることにしました。
実際のレースでは18㎞、28㎞、33㎞でエネルギージェルは使用しますが、序盤はここでジョミを使用し、後半の33㎞地点でモルテンジェル(カフェイン入り)を摂取しました。
本当は全てのポイントでモルテンジェルを摂取したかったのですが、予算に限りがあるので使えずでした。。涙
モルテンジェルのデメリット
モルテンジェルのデメリットとしてはやはり何といっても価格が高いということです。
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それ以外については、エネルギー補給、携行性、腹持ちなど補給食において重要な要素を全て満たしているという事になります。
ただトレイルランニングなど補給食の数を多めに持参する必要のあるスポーツにはあまり向かないかもしれません。
価格が安ければもっと気兼ねなく使えるので、トレイルランニングにもガンガン使うんですけどね。
モルテンジェルはこんな方にオススメ
モルテンジェルがオススメな方は、何といってもジェル食に腹持ちを求める人です。
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ジェル食のメリットは、何といっても疲労してきた時にも咀嚼せずに摂取できる手軽さです。
私もどちらかというと同じで、固形食を摂取して胃に入っている腹持ち感がないとダメなタイプです。
ただ、疲労している時やフルマラソンなど、口がふさがると苦しい局面ってありますよね?特にマラソンはそういった局面は多いです。
そんな時にモルテンジェルは大活躍!ジェル食なのに腹持ちがいいので、飲んだ後に胃に残る感じがあるので、糖質自体もジワジワ吸収されている感があります。
まとめ
今回はモルテンジェルについて解説しました。
トップ選手が利用していることから、その効果も実証されているのがこのモルテンジェル。
皆さんもレースで是非試してみてください。
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