【2つのレースから分かった】マラソンにおけるコンディショニングのコツ!具体的な方法は?

マラソン コンディショニング

    みなさんこんにちは。

    今回はマラソンレースに向けたコンディショニングの重要性についての話です。

    同じ走力であってもここに気を付けることでレース当日の結果はより良いものになると思いますので、コンディショニングに悩んでいる方は是非参考にしてみてください。

    近い時期に出場した水戸黄門漫遊マラソンと神戸マラソンでの結果から分かったことです。

    ・トレーニングをしているのにマラソンレース本番でうまくいかない

    ・コンディションを上げるコツを知りたい

    といった方にはおすすめできる内容になっておりますので参考にしてみてください。

    出場した10月と11月のレース

    2024年のシーズンインは10月と11月でマラソンを2本走りました。

    10月は水戸黄門漫遊マラソン、11月が神戸マラソンで、両方ともこの時期独時の暑さに悩まされたレースとなりました。

    この2レースの結果ですが、

    ・水戸黄門漫遊マラソンが2時間58分

    ・神戸マラソンは2時間53分

    という結果でした。

    コースについては神戸マラソンは登りが多くてあまり記録の出るレースとは言えないのですが、暑い状況でも水戸黄門漫遊マラソンよりも5分ほど良い結果となりました。

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    レースの間も3週間ですので、その間で急激に強くなるということもないはずです。

    ではなぜこの2レースで結果が違ったのかというと、先に述べた

    コンディショニングです。

    ピーキングの話とは少し違うのかもしれませんが、今回は具体的にどうやって良い状態でスタートラインに立ったのかを解説しようと思います。

    調子のよい時にポイント練習を入れる

    まず心掛けたのはポイント練習をどのような状態で行うかです。

    これまでポイント練習といえば1週間、1か月の中でどのタイミングで入れるかを考えていました。

    確かにレースに向けたどの段階でどういったトレーニングを入れるかは非常に重要なことですが、レース前のコンディショニングも考慮するのであれば慎重に管理する必要があります。

    コンディショニングが良い状態でスタートラインに立つことを考えると、ポイント練習後に大幅にコンディションを下げることはあってはならないです。

    ではどうするべきか?

    それにはポイント練習を良い状態で入れる必要があります。

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    理由としては、調子が悪い時にポイント練習を入れても疲労の上書きになってしまうからです。

    逆にポイント練習を調子が良い時に入れると、

    体調も下がらないままコンディションを維持することができることに気が付いたのです。

    もちろんこれはトレーニングボリュームにもよりますが、適切な不可で適切なボリュームであればポイント練習により大幅にコンディションを落とすこともないというわけです。

    体調はHRVステータスで数値化して管理

    コンディションが良い状態でトレーニングするといったことを話しましたが、具体的にはHRVステータスで管理をしております。

    HRVステータスとは自律神経のバランスを表したもので、

    この数値が高い時はコンディションが上向きになっていることを指します。

    リラックスしている状態、もしくは体がリカバリーに向かっている状態を指すからです。

    HRVステータス

    毎日生活していても、「なんだか体の調子がいい!」と思う状態と、「なんか風邪ひきそうな気がする」という状態ってありますよね?

    私の場合、風邪を引いたときやトレーニングが継続して疲労が蓄積したとき、食べ過ぎた時、睡眠が浅かった時などに敏感に反応するので、体調管理の基準としています。

    コンディションってなかなか走り始めてみないと分からないことがこれまで多かったのですが、実際にこうして体調と敏感に反応する数字を見ることでレースでの再現性は高くなると感じました。

    10月に参加した水戸黄門漫遊マラソンでは、しっかり調整をしたつもりではありましたが、HRVステータスは低い状態でした。

    スケジュール上、最終的な調整は問題なくできたのですがきっとその直前のトレーニングに無理があったりしたのでしょう。

    しっかりいい動きのトレーニングをやりすぎない程度に入れていたのですが、レース当日は5㎞からきつくなる始末。

    30㎞手前でついに歩いてしまい、結果は2時間58分という結果でした。

    やはり走り始めから体が重たい時点でコンディショニングがキッチリできていなかったことが分かります。

    失敗の要因としては、うまくいったときの練習日誌の「内容」だけ見て、それをどんな「体調」で行ったかをしっかり見極めていなかったということです。

    その時の水戸黄門漫遊マラソンのレースは以下の動画です。

    神戸マラソンのスタート時の状況

    一方、神戸マラソンについては違いました。

    水戸の反省を生かして神戸マラソンでは、HRVステータスが高い状態でスタートラインに立ちました。

    本命レースは神戸ではなかったので、単に練習量を落とした調整ではなく、練習しながらHRVステータスを高く保つことに念頭を置いたのです。

    非常に暑い中でのレースでしたが、スタートしてからはターゲットペースが楽に感じました。

    たださすがに暑さが強すぎて、後半に失速してしまいましたが、足を攣ることなく走り切ることができ、結果は2時間53分でした。

    あれだけ暑い中で結果的に足をつらずに済んだのは、スタート時の体調が良かったからだと感じます。

    実際のレース動画は以下です。

    まとめ

    というわけで今回はマラソンのコンディショニングについて解説しました。

    同じ力量でもスタートラインに立った状態が良いか否かで数分タイムが異なるということです。

    せっかくトレーニングをしているのに結果が出ないという方は是非参考にしてみてください。

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